老人憩いの家清開きらく荘利用者の皆さんと交流会

2回目の交流になります。

前回は送迎のお手伝いとコンサート鑑賞

今回は、共同で草取り作業と室内ゲーム

そしてカラオケ大会。

草取りはボランティアではありません。

参加した利用者さんの人数分1時間の

作業代金をいただきました。

きらく荘に向かう車の中で

「お金をいただいてのお仕事です。」

「お年寄りの皆さんが参加するので

歌う曲も考えましょうね。」

同行した職員はちょっぴり心配しながら

会場に向かいました。

でも!さすがみすずの利用者さん。

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遊んでいる人いません。

草を抜いたり、袋に入れたり、

寺田さんは枯葉が風で動くのを見て

ほうきを借りてきました。

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1時間ほど草取りの作業をした後は

スカットボール。真剣に楽しむことができました。

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きっと心の中では「楽しみのために草取り頑張ろう」

と思っていたこととでしょう。(笑)

高木さんと古川さんは「銀恋」でデュエット

寺田さんは「きよしのズンドコ節」

薩川さんは「川の流れのように」

村上さんははるみちゃんの「大阪しぐれ」

長谷川さんは「男道」、古川さんは「北酒場」

心配する必要はありませんでした。

人生の先輩方に喜んでいただける選曲でした。

最後にみんなで「世界に一つだけの花」を合唱

いつもは「無理~」と逃げ腰の青木さんが

自分からマイクを握りました。

みすずの利用者さんが楽しそうに歌う様子に

会場の方も感激してくださいました。

会場が清水地区ということもあり

「ひとみちゃん」と声を掛けてもらうこと

有りました。

前回の交流で小林館長さんが「無理のない

交流を長く続けましょう」とおっしゃって

下さいましたが、今日のような機会を

これからも作って、お年寄りの参加者には

元気をあげて、みすずのみんなは「働く」

ことと「楽しみを」学ぶ機会に…

戻ってきたときにカラオケの曲目をきいて

今日がどのような交流会かが理解できている

ことがとても嬉しかったですよ。

今度はみすずに招待して交流会をして見たい

と思います。

またお会いできる日まで元気で過ごしましょう。

地域交流とささやかですが地域貢献

3月30日、清開きらく荘で菜の花コンサート

社協の担当者ときらく荘の館長さんから

コンサートに参加したくても会場までの

移動手段がなくて…と相談があり、

日立町と緑ヶ丘町にお住いの6名を

送迎するお手伝いをさせていただきました。

「みすずの利用者さんも是非コンサートを

鑑賞してください」と声を掛けてもらい

6名の利用者さんと職員2名でおじゃましました。

演奏が始まる前に送迎ボランティアに対する

お礼の言葉と、みすずの紹介を受けました。

なんだかくすぐったいね。

コンサートは小川祥代さんのマリンバ演奏で

カントリーロードや早春賦などの

春シリーズ。

きらく荘1

続いて、岡小学校ゆうかりバンド11名の

吹奏楽アンサンブル。銀河鉄道999

やサザエさん、花は咲くなど6曲

参加した利用者さんたちは知っている

曲ばかりなので楽しそうに口ずさんで

ました。

きらく荘2

 

きらく荘3

コンサートの最後にはマリンバを体験させてもらい

ました。

清開きらく荘は老人憩いの家。みすずとの

共通点は住み慣れた地域で暮らしている。

会場には小学生からおじいちゃん、おばあちゃん

そこに個性豊かなみすずの利用者代表。

触れさせてもらったのはマリンバだけじゃなくて

温かい心もだと思います。

今後もこのような場所にみすずも参加させて

いただけたらありがたいです。

社協の平井さん、館長の小林さん。

今後もよろしくお願いします。

 

お花見、まにあったね。

毎年、新年度は「お花見」の行事でスタートの

みすずです。

桜の開花が早くて「4月まで持つかな?」

心配の声も上がりましたが、新年度の行事にしたいので

4月になるまで待とう、もし、散ってしまったら

「葉桜見物だね。」こんな心配を桜が聞いていたかも

しれません。散る寸前の満開です。風が吹くと

花弁がはらはら舞う「日本で生まれて良かった」

と思えるタイミング。

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毎年、桜を見に行く八幡神社。

満開の桜の下で、笑顔が満開。

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いっぱい写真を撮った中でのベストショット!

仲良く(^^)vサイン 仲間っていいね。

 

 

 

ようこそ みすずへ 

平成30年度がスタートです。

新しい利用者さんを2名迎えることが

できました。

みすずの歓迎会は、少しのお菓子と飲み物

そしてたくさんのあったかい気持ちで行います。

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先輩の代表として山下さんが歓迎の言葉。

「今日からみすずの仲間です。わからないことは

なんでも聞いてください。これから一緒に

頑張りましょう」増田さんと遠藤さんも

「よろしくお願いします。がんばります」と

緊張してドキドキしながらもみんなの前で

自己紹介ができました。

この後、全利用者さんと職員が一人一人

お名前を伝えました。職員からは

「先輩方の良いところをお手本にして

下さいね。社会人なので遅刻をしないように

しましょう」と沢山声が上がりました。

ちょっぴり耳の痛い人いたかな?でも

大丈夫、耳鼻科へ通院するほど痛い人は

いないと思いますよ(笑)

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とっても可愛いケーキでした。

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今日は利用者、職員が全員揃いました。

新しい二人を囲んで記念撮影。

みんなで楽しくお仕事頑張ろうね。

 

止まる・見る・待つ

交通安全教室を行いました。

交通安全指導員のお姉さんが

道路の歩き方、交差する路地や横断歩道の

渡り方、車に乗っているときの注意

車から降りた後の注意などスライドを

使ってわかりやすく楽しく説明して

下さいました。

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止まる・見る・待つの説明に青木さんが大うけ(笑)

「待つ」が職員の松原さんの「松」とまるで掛詞

「待つ」と言われるたびに松原さんの方を振り向きます。

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交通安全教室恒例の自転車整備点検。

利用者さん4名と職員で自転車通勤している3名

7台並んで整備点検を受けました。

左右各々のブレーキを握って自転車が進まないか

ライトは点灯するか、タイヤに反射材がついているか

後方にも反射材がついているか

タイヤの溝はあるか、空気は満たされているか

反射材が古くなって効力が低下している人は

反射材をプレゼントしてもらいました。

前のタイヤの溝がつぶれて「取り換え時」の

自転車が1台。早速ご家族にお伝えして

交換をお願いしましょうね。

道路の通行の説明にはみすずの周辺の道路を

使った映像になっていて、利用者さんは

「あ~あそこだ~」と親近感を感じながら

学ぶことができました。

交通安全指導員のお姉さんに

「街や道路でお会いしたらお声を掛けて

下さいね。私たちもお声を掛けますね。」

と言っていただいたよね。

でも利用者の皆さん。

お姉さんを見つけたとたんに、

お姉さん目指してまっしぐら

は危険だから、左右や周りの状況を見て

からにしてくださいね。

この真剣さ利用者さんに見てもらいたい。

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みすずは小規模な事業所ながら

「リスクマネジメント委員会」を組織し

委員長を中心に全職員で取り組んでいます。

利用者の皆さんが帰宅された後、

危険予知訓練と虐待の現状について

講義を受けました。

「気付くこと」が大切。

日頃の業務でもいろいろな角度から

全職員の目で見ることが大事だと

改めて感じました。

虐待についてのお話しを聞きながら

「まだ、我慢している人がいるんじゃないかしら」

「助けてっていう勇気がない人もいるのかな?」

みすずの利用者さんには「言いたいことは言おうね」

って話しているけど

「黙っていてもわかってほしい」って思ってる人も

きっといるよね。

そんなこともあんなことも気付く職員になれるように

もっともっと勉強するね。

講師を快く引き受けて下さった工藤様

ありがとうございました。

工藤様は鈴与興産株式会社の保険の担当者です。

多くの福祉施設を担当されているので

福祉事業所のリスクや虐待問題まで豊富な

事例について見識が広いです。

みすずでは困ったときや悩む時に

一緒に考えてくれるサポーターが沢山います。

工藤さんもその一人。

スーパーマンや水戸黄門みたいな人が必要な場合は

みすずに連絡ください。

ご紹介しますよ。

 

 

地域資源活用支援(満腹編)

今年度2回目の地域資源活用支援です。

今までこの行事の内容を決めるときには

「食べるだけ」は避けて計画をしてきましたが

初めて食事をテーマにしました。

①バイキングで食事のバランスと適量を学ぶ

②路線バスを使って食事量を学ぶ

③ゆっくりと食事を味わうことを学ぶ

共通した内容は「食事マナー」

はとば3

はとばキッチン

食べたいものをお腹と相談して食べました。

どの利用者さんもバランスよく適量をお皿に

乗せることができました。もちろん欲張りすぎて

食べ残す人もいませんでしたよね。

ドリームプラザへの道中には寄り道して

雛の吊るし飾りも見学して楽しみました。

はま寿司 2

はま寿司 3

回転ずし。

タッチパネルを上手に操作。

操作が苦手な友達にはできる人がお手伝い。

行き帰りは路線バスに乗車しました。

食べた分を精算したら

5皿~10皿。それ以上の人もいましたね。

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ぷちぱり3

ランチのコース料理

毎日のお昼のお弁当の時は、10分で食べ終わる人

お話ししながら30分以上かかる人、いろいろ

だけど今日はみんなにあわせて食事が進みます。

ぷちぱり

デザートのケーキはこんなにたくさんの種類から

選ぶことができました。

全員がしっかり自分の好みで選ぶことができました。

全員で8種類を制覇!

 

どの食事を楽しむか利用者さんが自分で

決めました。

この行事が終わった後、

「何(のハプニング)もなかった」

喜ぶべきだとは思いますが、

ちょっぴり複雑な職員です。

利用者さんもたまには職員が

慌てふためいて右往左往するところを

見たいんじゃないかしら(笑)

 

「そだねー」

自宅から通う利用者さんなので

芸能界をはじめテレビからの情報が

利用者さん同士や職員との

コミュニケーションツールになります。

「そだねー」

この「そだねー」に職員が良い反応を

したときの利用者さんの笑顔

とっても嬉しそうでした、

お母さんがお弁当に入れてくれた

デザートのいちごを指さして

「もぐもぐタイム」

「そだねー」

 

喜怒哀楽

「Tポイントの使い過ぎに注意!」

「こたつで寝ない事!」

「Mさんへの注意の仕方がしつこいぞ」

この3点を利用者さんから注意を受けました。

みすずではいろいろな感情が日常的に飛び交います。

注意を受けた3点について考えました。

注意の仕方は、職員の対応を見て感じるのだなあと

支援方法に反省をしました。

他の2点は、何故言葉に出たのか気になります。

家庭でこのような話題が出ているのかな?

ご自分が家族から注意を受けているのかな?

「こたつで寝ない事」には少し「ドキッ」と

しました。私の表情に「図星だな」と

にんまりされたかな?

喜と楽ばかりじゃ詰まんないから時々「怒」

があるみすずが良いね。

31,751分の5の奇跡

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今年も市民交流まつりに参加します。

このポスターを街角で見かけたときに

「再会」できた嬉しさに飛び上がりそうに

なりました。

昨年のみすずの販売の様子をポスターに

採用していただきましたが、

ボランティアの高校生と一緒の写真です。

この高校生は、一昨年の夏、5日間ほど

部活動の一環でボランティアをして下さいました

女性の平均寿命が86.99才。

日数にするとおおよそ31,751日

このたった5日間ですが、高校生とは思えない

彼の心の広さに出会えた感動を覚えました。

その後、昨年の市民交流まつりでみすずブースの

販売のお手伝いに配置され、5日間の時と

変わらない印象でした。

これからお会いすることもないだろうと

思っていました。

ポスターでの再会でしたが、障害を持つ方に

あんなに自然体で接することができる高校生を

知ったことは私だけでなく、みすずの利用者さん

にとっても人生の宝物になると思います。

またいつの日か再会できたらいいな。